最新版Nexus2.16アップデート時のご注意

最新版Nexus 2.16がリリースされました。問題のあった機能のバグFIX等に加えて、新機能ならびに拡張機能を提供するポイントリリースとなります。当バージョンへのアップデートについては、以下に記載する幾つかの注意事項が含まれますので、ご自身でアップデートされる際は必ず注意事項をご確認の上、アップデートを行ってください。
以下の注意事項に該当するシステムならびに非対応のPCへのアップデート時に起こりうるトラブルについてはメーカーならびに当社では責任を負いかねますので、予めご理解とご了承を頂きますよう、お願い申し上げます。

Nexus2.16アップデートにおける注意事項

  • 対応カメラシステムおよびハードウェア
    • Valkyrie、Vantage、Vero、Vue、FLIRカメラシリーズ
    • Lock Labおよび/M、Lock Studio、Lock+、Lock
    上記以外のカメラおよびハードウェアシリーズでは稼働しません。
    上記以外のシステムをご利用のユーザー様は引き続き、Nexus2.15以前のバージョンをご利用ください。
    ※TシリーズカメラおよびGiganetが含まれる(混在)システムでは、TシリーズカメラとGiganetがソフトウェア上で認識されません。
  • 対応OS:Windows10および11 64bitのみ(32bitについては2.12.1をご利用ください)
  • GPU:NVIDIA社製 GeForceおよびQuadroシリーズ(推奨2GB以上)
    以前のバージョンまではNVIDIA以外のグラフィックスプロセッサ向けのOpenGLソリューションが提供されましたが、2.16以降では提供されません。そのためメーカー指定品以外のGPUで利用された場合は動作が停止し予期せぬエラー、クラッシュの原因となります。
    また、一部のラップトップPCでは専用のグラフィックスプロセッサと統合プロセッサが両方搭載されています。そのため、Nexus2.16をインストール後は必ず[NVIDIAコントロールパネル]-[3D設定の管理]- [プログラム設定] - [1.カスタマイズするプログラムを選択する] - [Nexus2.16.exe ※1]を指定し、[2.このプログラム用の優先グラフィックスプロセッサを選択する] - [高パフォーマンスNVIDIAプロセッサ] を選択し、[3.このプログラムの設定を指定する] - [OpenGLレンダリングGPU] - [搭載されるNVIDIA社製GPU名]を指定して[適用]設定を行ってください。
    推奨のGPUが搭載されていても本設定を行わないと動作が停止し予期せぬエラー、クラッシュの原因となりますのでご注意ください。
    ※1 Nexus2.16.exeプログラムの格納先:C:\Program Files\Vicon\Nexus2.16
  • Nexus2.7以前のバージョンをお使いの場合、カメラデータ(.x2d)およびキャリブレーションデータ(.xcp)がNexus2.7以降で更新されたため、データの読み込みおよびReconstruct処理で互換性の問題が発生いたしておりましたが、Nexus2.16ではNexus2.7以前のデータでも読み込みおよび再処理が可能になりました。但し、Nexus2.16のデータをNexus2.7以前のバージョンでは読み込むことはできませんので、ご注意ください。
  • Nexus2.16よりNexus Insightソフトウェアを完全にサポートします。但し、Nexus InsightソフトウェアはStandaloneで構成されるため、Nexus2.16以前のバージョンでもご利用いただけます。
  • Nexus 2.16に関連するソフトウェアについても以下のアップデートを提供します。
    • ProEclipse:最新バージョンは1.5です(Nexus2.16インストール時に自動アップデート)
    • ProCalc:最新バージョンは1.6.1です(手動アップデート)
    • Vicon Product Licensing:最新バージョンは1.6です(Nexus2.16インストール時に自動アップデート)

Nexus2.16および関連する最新版のインストーラーダウンロードURL

https://www.vicon.com/downloads/

Nexus2.16の新機能

WHAT'S IN VICON NEXUS 2.16? (PDF/2.8MB)

ご質問・ご相談

Nexus2.16アップデートに関するご質問ならびにご相談は、弊社インターリハ株式会社・計測事業部までお問合せください。